思ってることそのまま書いてます。

肺気胸(1) 初めての入院

 

背骨さんです。

 

私の人生を語るには

浪人時代気胸を語らなければ何も始まりません。

 

そこで今回は肺気胸入院から退院までの経験をつらつら書きたいと思います。

 

気胸は若い男性に発症が多いため、インターネットで女性の肺気胸経験を調べてもなかなかヒットしませんでした。

そのため今、この時に肺気胸で入院し、右も左も分からず震えて眠る女性気胸ラー(キキョラー)が少しでもこのブログを見て参考にしてくださったら嬉しいです。

(ブログを開設したのもほぼこのため)

 

 

気胸が発生したのはある夏の日。

 

当時私は浪人生だった。

心身ともに疲れ、その頃は軽い拒食のような状態になっていて

げっそげのへっちょへちょな状態。

 

朝、いつものように予備校に向かう。

その日は何故かとてもポカリを飲みたい気分で、駅のホームにある自動販売機でポカリを買う。

自動販売機から出たポカリをとろうとしゃがんだその時、

 

ドクンッ

 

突然、動悸のような感覚が胸を襲った。

(ドクドクドク・・・)

しかし、その時私はまだただの動悸だと思っていた。

そして予備校に到着し、いつものように自習をして授業をうける。

しかし、なんだかおかしい、とっても息がしづらいし背中が痛いのだ。

(ドッドッドッ・・・)

動悸も激しくなり、普段絶対に病院には行きたくない派の人間である私でも

病院に行かないとやばいと感じ、

友達には「ど・・・動悸の薬もらってくるわ・・ゼェゼェ」

とだけ残して家に帰ろうとする。

 

しかし当時は8月、外は馬鹿みたいにあっついし、

いざ歩いてみると息ができず意識が遠のく。

それでも私の謎の馬鹿根性で電車に乗り、家に帰った。

有難いことに母が車で地元の病院に連れて行ってくれた。

 

入念に検査を受ける。

検査がめっちゃ長い。

約1時間ほどの検査の後、先生の口から

 

「肺に穴が開く気胸ですね、入院です。」

 

 という言葉が。

先生によると肺気胸とは肺に"ブラ"という袋ができ、

それがなんらかの衝撃で破れ肺から空気が漏れてしまう症状らしい。

 

そしてそのまま私は人生初めて入院をすることに。

 

 

 

(2)に続く。